コロナ禍から 配信需要で盛り上がりを見せるPTZカメラ市場ですが、配信をしないカメラマン目線ではあまり導入をご検討頂けないのが現状でした。
しかし昨今のSONYのPTZカメラはその現状を覆すほどの「簡単さ」「低コスト」「AIの進化」が進んでいましたので、今回は弊社にて行った調査の結果をお伝えいたします。
購入のハードルは高い?低い?
「いや、そうは言ってもPTZカメラってカメラ買ったらハイ撮影、とはいかないでしょう?」 というご意見がほとんどだと思います。
確かにカメラだけでは撮影できない商品ではありますが、皆様がお考えの「専門的なネットワークの知識」であったり「コントローラーやギガビットスイッチの購入費」や「NDIの知識」などは、配信をしないなら必要ありません。
ルーターとPTZカメラを有線LANで接続して、タブレットで
カメラのQRコードを読み取るだけですぐに接続画面まで進めます!簡単ですね!
「カメラで記録できないなら収録どうするの?」 ・・・そうですよね。
実は4K60pに対応している上位モデルは録画も可能なんです!
4K30pモデルもHDMI出力をATOMOSなどのレコーダーで録画すればOKですよね!
(ATOMOSの最近のモデルはH.265で長時間録画できます)
そこでAIの出番です! ・・・といってもカメラマンさんと同じレベルでの
臨機応変な寄り引きはできません。
あくまでも画面内に人間が入ってきた時にどのような構図にするか、
画面外に人が出ていった場合にはどう動くかを予め人が設定しておきます。
「なーんだ。必見といってもその程度か」と思われたそこのアナタ!
設定はすごく簡単・かつ案外人間が行う撮影に近い動きを再現できます。
今回は最も安価なSONY SRG-A12でどれだけできるかをお伝えいたします。
白い枠をタップして動かせば構図を変えられます
追尾中でも変更可能
実際に使用した感想としては、かなり使えるけれども
固定画角ポジション
人物の追尾とフォーカスしたい画角を自動で切り替えて撮影できます。
設定した固定画角ポジションに被写体が入ると、PTZオートフレーミングは一時停止し、設定したポジションへ自動で移動し保持します。
目線空け効果
被写体の視線方向に空間*ができるよう、自然に構図を調整します。
* 空間の量は3段階で調整可能
構図プリセット
PTZオートフレーミング用に3つの構図を登録・呼び出しできます。
付属の赤外線リモコンのアサイナブルボタンを使って、構図を呼び出すことができます。
* ボタン1・2・3には、「全身」、「上半身」、「クローズアップ」がデフォルトで登録されています
文字ではわかりにくいかと思いますので、是非ともソニーさん公式の動画を見て下さい!(ここをクリック)
・・・いかがでしたでしょうか。
AIの進化はとても早く、カメラマン目線で考えると、自分がいつも撮る構図とは逆の構図を撮らせておく、「そこそこできる助手」に成りうる商品というイメージです。
SONY SRG-A40/B(ブラック)

SONY SRG-A40/W(ホワイト)
確かにカメラだけでは撮影できない商品ではありますが、皆様がお考えの「専門的なネットワークの知識」であったり「コントローラーやギガビットスイッチの購入費」や「NDIの知識」などは、配信をしないなら必要ありません。

ルーターとPTZカメラを有線LANで接続して、タブレットで
カメラのQRコードを読み取るだけですぐに接続画面まで進めます!簡単ですね!
記録はどうする?

実は4K60pに対応している上位モデルは録画も可能なんです!
4K30pモデルもHDMI出力をATOMOSなどのレコーダーで録画すればOKですよね!
(ATOMOSの最近のモデルはH.265で長時間録画できます)
気になるAIの検証
「いや、操作専任者つけるくらいなら普通のビデオカメラ買って持たせるよ?カメラマンと同じような動きできないでしょ?」・・・そうですよね。そこでAIの出番です! ・・・といってもカメラマンさんと同じレベルでの
臨機応変な寄り引きはできません。
あくまでも画面内に人間が入ってきた時にどのような構図にするか、
画面外に人が出ていった場合にはどう動くかを予め人が設定しておきます。
「なーんだ。必見といってもその程度か」と思われたそこのアナタ!
設定はすごく簡単・かつ案外人間が行う撮影に近い動きを再現できます。
今回は最も安価なSONY SRG-A12でどれだけできるかをお伝えいたします。
白い枠をタップして動かせば構図を変えられます
追尾中でも変更可能
総括
実際に使用した感想としては、かなり使えるけれども
人間の思惑通りに動いてくれるようになるにはまだまだ追尾や画角などの変化への対応が足りていないなという感覚でした。
また人間のカメラマンは、ビューファーの中の世界だけではなく、目で全体を見ながら画角を決めているので、フレーミングをさせるための判定用のワイドな映像が必要だなと思いました。
ただ、置いておくだけである程度の映像を撮ってくれるので、多少思惑と異なっていても使える映像がそこそこ残っていたので置きカメに混ぜるのは十分「有り」だと思いました。
↓
実は2025年7月のアップデートは「上位モデル」だけではありませんでした!
先ほど不満点として挙げておりました条件次第での「追尾の動き出し」や
条件次第での「画角変更」がいくつか搭載されます!
*AIによる自動撮影の世界がさらに進化*
また人間のカメラマンは、ビューファーの中の世界だけではなく、目で全体を見ながら画角を決めているので、フレーミングをさせるための判定用のワイドな映像が必要だなと思いました。
ただ、置いておくだけである程度の映像を撮ってくれるので、多少思惑と異なっていても使える映像がそこそこ残っていたので置きカメに混ぜるのは十分「有り」だと思いました。
↓
▼〆るにはまだ早い!▼
実は2025年7月のアップデートは「上位モデル」だけではありませんでした!
先ほど不満点として挙げておりました条件次第での「追尾の動き出し」や
条件次第での「画角変更」がいくつか搭載されます!
2025年7月リリース予定 無償バージョンアップ
*AIによる自動撮影の世界がさらに進化*
追尾範囲
PTZオートフレーミング機能を実行する範囲を設定することができ、被写体が設定範囲から出ると、画角はホームポジションに戻ります。
追尾範囲を設定することにより、意図しない被写体を除外することもできます。
PTZオートフレーミング機能を実行する範囲を設定することができ、被写体が設定範囲から出ると、画角はホームポジションに戻ります。
追尾範囲を設定することにより、意図しない被写体を除外することもできます。
固定画角ポジション
人物の追尾とフォーカスしたい画角を自動で切り替えて撮影できます。
設定した固定画角ポジションに被写体が入ると、PTZオートフレーミングは一時停止し、設定したポジションへ自動で移動し保持します。
目線空け効果
被写体の視線方向に空間*ができるよう、自然に構図を調整します。
* 空間の量は3段階で調整可能
構図プリセット
PTZオートフレーミング用に3つの構図を登録・呼び出しできます。
付属の赤外線リモコンのアサイナブルボタンを使って、構図を呼び出すことができます。
* ボタン1・2・3には、「全身」、「上半身」、「クローズアップ」がデフォルトで登録されています
文字ではわかりにくいかと思いますので、是非ともソニーさん公式の動画を見て下さい!(ここをクリック)
・・・いかがでしたでしょうか。
AIの進化はとても早く、カメラマン目線で考えると、自分がいつも撮る構図とは逆の構図を撮らせておく、「そこそこできる助手」に成りうる商品というイメージです。
宜しければ、この機会にぜひお問合せ頂けますと幸いです。

SONY SRG-A40/B(ブラック)

SONY SRG-A40/W(ホワイト)