【コンパクトハンディカム】CANON XA75、XA70、XA60。各モデルの違いと変更点などを解説します

2023年8月3日木曜日

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※この記事は発売前の記事から加筆して再公開したものです。

いつもありがとうございます。株式会社 機材屋です。
CANON XA75、XA70、XA60。各モデルの違いと変更点などを解説します








CANON XA75、XA70、XA60の違いとは


過去に弊社ツイッターアカウントでは下記のようにまとめさせて頂きました。


上記を基に解説してみましょう!

どういうお客様におすすめ?

XA75は1型センサーでSDI付、XA70はSDI無しとなります。
その他に画作りや機能面で違いはないとの事。
上記2モデルは光学15倍ズームを搭載しております。

XA60は1/2.3型ですので、画作りはXA75,70とはまた別物になります。
こちらは光学20倍ズームを搭載。


全モデルにはハンドルが付きますので、過去モデルのように追加購入頂く必要はありません。

UVC搭載は、配信者様向けの機能ですね。
カメラとPCをUSBで接続する事で、PC側でWEBカメラのように認識しますので
コンバーターやキャプチャーボードが必要なく配信を開始可能です。

USB PD(USB Power Delivery)は、お客様の中でも最近よく耳にする言葉かもしれません。

USB PDの最も大きな利点として、従来のUSB規格に比べはるかに大きな電力の供給を行うことが可能な点が挙げられます。

弊社でもSONY FX3CANON R5 Cの給電撮影時にお悩みのお客様には、USB PDのご案内をする事が多いです。

今回はXA75,XA70,XA60の全モデルがUSB-Cコネクタによる給電に対応(純正アクセサリーPD-E1での使用を想定)となりますので、給電や充電に大いに役立ってくれますね。

モニターの視認性が大幅アップ


今回大きな変更点となるのがモニターの視認性アップ。
下記はメーカーページからの引用です。

3.5型 約276万ドット相当のLCDを搭載。液晶バックライトの明るさ設定が4段階になり従来機比で約2倍の明るさが選択可能です。

※上記はXA75/XA70のメーカーページ画像ですが、XA60も同程度のモニタが付属しております。



どういったお客様におすすめ?

さて、本製品がどういったお客様におすすめかといったところですが、
CANON XA75/XA70には近いモデルの製品がございます。



SONY HXR-NX80(生産完了)とPXW-Z90です。

上記モデルをお考えのお客様にもお勧めですし、コンパクトで高画質、キヤノンにしか無い機能がご必要なお客様にもお勧めですね。

4K60Pは非対応
SONY PXW-Z90同様、XA75,XA70、XA60は4K60非対応。

XF605やR5 C搭載の頭部AF、瞳AFは非搭載
CANONの最新モデルに搭載されている頭部AFと瞳AFは非搭載となります。
なお顔優先AFとフェイスオンリーAFが搭載されております。

XA60は低コスト・サブカメラにも
XA60は弊社でも人気を博したXA40の後継機となります。
XA75,XA70に比べ一回り小ぶりで、持ち運びにもストレスが少ないのが特徴。
また1/2.3のセンサーサイズの利点は、AFに迷いが発生しにくい事ですのでサブカメラ・固定用としても活躍の場がありそうです。



*総評*

お客様から多く声の上がっていたモニター性能を大幅アップし、時代に合わせたアップデートを施した新世代のXAシリーズ。

XF605の時もそうでしたが、品薄なハンディカム群の穴を埋めるような立ち位置ですね。
コスパ的にも良い為、堅実な売れ行きを見せているモデルです。

是非、ご検討頂けますと幸いです。