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【解説&比較】DJI Pocket4登場!Pocket3ユーザーとしての目線で進化点を確認しつつ、本音でレビュー!

いつもありがとうございます。株式会社 機材屋です。

待ちに待ったDJI Pocket 4が発表されました。
Pocket 3ユーザーとしての目線も踏まえつつ、レビューしていきましょう。

外観から読み取れる変更点


左がPocket4、右がPocket3です。

ポケット4はほんの少し大きくなりましたね。重さ的には9~10グラムほど重くなった程度で、あまり変わった印象はありません。

ジンバルに電子接点


ジンバルに電子接点が付きました。
マグネット接続で付属のLEDライトが装着可能です。


見た目はこんな感じ。
個人的にはPocket3時代に「LEDライトが欲しい!」と思った事がありませんでしたので、
あまり使う事は無さそうです。
電子接点そのものは今後サードパーティー製で面白いオプションが出てきてくれないかなと
密かに期待しております。

ディスプレイ裏のボタン


次にディスプレイを横向きにすると出てくるボタン。
左は専用ズームボタン。
Pocket 3のプチストレスとして、ズームを行う際に画面右の表示部分をタップしてからジョイスティックを動かすのですが、この際にジンバル移動のモードにしてしまい、拡大したいのにジンバルが動く、または逆にジンバルを動かしたいのにズームしてしまうという現象がよく起きておりました。

この物理ボタンでは一回押しで2倍、二回素早く押すことで四倍のズームが出来、じわ~っとしたズームを行う際は前述と同様の操作を行う必要があるのですが、Pocketシリーズ使用時におけるズームは素早く切り替えたい事のほうが多いので、個人的にズームは基本 ボタン任せ、ジンバルの向きはジョイスティック任せで分けて操作といったスタイルになっていきそうです。


右はアサインボタンです。
※初期状態ではセルフィー切り替えが割り当てられています。

個人的にはもっと割り当てたい機能があります。
それが「ジンバル位置のリセット」ですね。

という事で設定してみましょう。


設定から「カスタムボタン」へ


「一回押す」場合か、「二回押す」場合かを選ぶ


「ジンバルを再センタリングしました」を選ぶ事で、
ジンバルの向きを即座に真ん中に戻すという動きがワンボタンで出来るように。

これでPocket3時代から感じていたストレスの一つが解消されました。

ジョイスティックの利便性向上




ジョイスティックが若干大きく出っ張るようになり、
倒し込みの量により向きやズームの速度を変えられるように。
ちなみに筆者も試してみたところ、向きを変える際は標準のスピード「3」ではあまり恩恵を感じられませんでしたが、4や5にする事で可変速度の利便性を体感できました。


ジンバルクランプ



今回のモデルから追加されたジンバルクランプ。

ジンバルカメラにおいて最も神経質になるのが、持ち運び時。

レンズ部分やジンバル部分に強い力が掛かる事が心配になってしまうのですが、
今回のモデルからはこういったアクセサリを採用しております。

↑こちら。



取り外し時は、このように下部の部分をノブのように持ち上げて、


引っこ抜くイメージ。

持ち運び時のジンバルの心配が解消された事で、カバンに入れて撮りたい時に
スッと出すというスタイルが確立出来そうです。



ちなみにPocket3時代には下記のようなケースがありましたが、今回は付属しておりません↓


このケース、Pocket3レビューの際にお伝えしておりましたように、使い勝手としては正直あまり宜しくなかったのですが、唯一無二の利点がございました。それは…

ワイコンやフィルターをマグネット接続で収納出来る点ですね。
今回のPocket4ではこのケースが無くなってしまったので、どこに収納すればいいのだろう…と困惑中です。サードパーティー製のケースを待つしかないのでしょうか。

ディスプレイの輝度が上がった


左がPocket4。一目で見て分かる通り、ディスプレイの輝度が上がりました。
Pocket4は屋外で使用する事が多い為、ここまで見やすくなるのは非常に有難いですね。

Pocket3時代のアクセサリ互換性

Pocket3時代のブラックミストフィルターやNDフィルターは互換性がある模様。
公式ページでも関連アクセサリとしての記載がありますね。

しかし筆者が気になるのは…そう、バッテリーハンドルです。
というのも今回、Pocket4標準版は勿論、クリエイターコンボにもバッテリーハンドルが付属していないのです。
という事でPocket3のバッテリーハンドルを用意して…いざ、検証でございます。




付いた!!


ちゃんと認識してる!!

という事で、ちゃんと使えました。
Pocket3からの乗り換えユーザーにとっては嬉しいところですね。

画質は変わった?


下記は弊社で撮った動画の切り出しです。(クリックして拡大)






Pocket3と比べると「彩度が高くなった?」「シャープさが増した?」と感じました。
しかしながら被写体によっては「そこまで変わらないか?」と思う一面もあったりで、まだまだ総合的な判断をするには早いと感じました。
※また思うところがございましたら追記いたします。


107GB内蔵ストレージ&800MB転送速度

筆者にとって内蔵ストレージとは、無ければ無いでなんとかなるけれど、有れば有るに越したことはないというイメージでしたが、昨今のメディアの高騰を見ていると、こんなに嬉しい事は無いと思う程になりました。

加えて今回の記事を執筆するにあたってPCに本機を接続していると、映像チェックの際にカクつきが減っていたり、PCへ取り込む際の速度に感動したりと…
当たり前だと思っていた今までのPC環境の中で、SDカードなのか、リーダーライターなのか、はたまたケーブルなのかは分かりませんが、どこかで転送速度が落ちる要因があったのかもしれません。

そこを内蔵にしておけば要因を探る手間も省けますので、仮にPC環境が頻繁に変わるような場合でも安定した運用が可能そうです。


静止画撮影性能の向上

Pocket3から比較すると、静止画撮影時の解像度が大幅に増加しました。
(約940万画素→約3700万画素)
正直なところPocket3の静止画は物足りない部分が多かったので、これは嬉しいところです。


余談:クリエイターコンボ付属のMic3

今回のPocket4 クリエイターコンボにはDJI Mic 3 トランスミッターが付属します。
Pocket3クリエイターコンボはMic2が付属するのですが、このマイクの性能の違いは見逃せないポイントです。

実は弊社のYoutubeチャンネルにて過去にMic2で収録していた時期がありました。
それがこちら等です↓
https://youtu.be/56FLg7eU4TQ?si=xTi-ns4jY4YRet8I

この時期 編集者を悩ませていたのは収録環境による出演者の声の深刻な「音被り」でした。一人一人の声はクリアに録れていても、真横でもう一人の演者が話すとそれも拾ってしまい、それを回避するためにノイズキャンセルをONにすると、今度は音質が落ちてしまいます。(その為、マイク本体にて内蔵記録をしておき編集内でAの人が話すとBの人の音声トラックをオフにするなどの涙ぐましい努力をしておりました)

Mic3になると、ノイキャン時の音質が格段に上がり、音被りが軽減されました。
それが前回の動画です。
https://youtu.be/l5RHQ8-px0Q?si=GRxpfn4FE2r24Atc

乗り換えでなくこれからPocketデビューで、かつクリエイターコンボをお考えのお客様には、こういったマイク性能も見逃せないポイントですね。

Pocket3から乗り換えすべき?

Pocket3ユーザーのお客様がわざわざ手放してまでPocket4を買い替えるかどうか、ここは一つ議論の分かれる点になりますよね。
DJI Pocketシリーズの歴史の中で、2から3への劇的な進化は誰もが知るところですが、3の完成度が非常に高かったため、そのまま3を使えばいいじゃないかとお考えのお客様も多いかと思われます。

今回の記事では画質の違いをあまり挙げずに使い勝手の面などを強調しました。
3である程度の完成を見たPocketシリーズにここから求めるのは、やはり利便性の面ではないかと考えたからです。
本記事に記載していない面でも、バッテリーの持ちや、本体での美肌フィルター適用など進化点は挙げればきりがないのですが、やはり「パッと出してパッと撮る」のがPocketシリーズにおける最重要点。

その中で過去に感じていたストレスを軽減してくれた「ディスプレイ下に追加された二つのボタン」「ジンバルクランプ」
急な撮影に対しSDカードを入れ忘れていても対応可能な「内蔵ストレージ」
視認性の高くなったディスプレイなどなど…、ヘビーユーザーにこそ嬉しい機能がかなり多く含まれているモデルとなっています。

勿論、これからPocketシリーズに入門されるお客様には絶対にPocket4が良いですね。


機材屋でもご販売


Pocket4シリーズは弊社でも2026/4/22より販売開始です。
皆様のご注文、心よりお待ちしております。


DJI Pocket4(スタンダードコンボ)販売ページはこちら

DJI Pocket4(クリエイターコンボ)販売ページはこちら



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