いつもありがとうございます。機材屋です。
さて今回は、年に一度幕張にて開催されている展示会、INTER BEE 2021で気になった商品を紹介いたします。
といいましても、筆者は今年、都合により参加できませんでした。ですが様々な新情報があった中で「これは!」と思った商品を、短期のシリーズ連載でご紹介いたします。
#1 Libec、無段階の完全バランスを搭載した、デジタル一眼も使用可能な新型三脚を発表
第一回はLibec新型三脚 HSシリーズの情報です。
小型なレンズ交換式カメラに本格的なビデオ三脚。これは本当に嬉しいですね。
弊社も数年前からLibecさんにはこういった要望はお伝えしておりまして、このチャンネルの動画でもNX-100MCのご紹介をさせていただいたのがまだ記憶に新しいところです。
上記のNXシリーズとの大きな違いは、やはりカウンターバランスが完全バランスになった事。NXシリーズでは0+5段階でしたね。
本命のHS-150/150M(ヘッド名称はH15)
このHSシリーズの中で、最も小さなカメラ向けのH15という雲台があるんですが、こちらのカウンターバランス範囲が約0.8~2kgと、かなり軽量のカメラまで乗せることが可能になっております。
Libecさんは今までにもRSシリーズで無段階式を取り入れておられましたがその技術を継承しつつ、NXシリーズで雲台、脚部共に大きく設計に見直しが行われた事による進化、その両方が今回のHSシリーズに集約されている、というイメージです。
なお、今回新たにカウンターバランスメーターも搭載されております。これ便利ですよね。例えば重さの違うカメラを何度も乗せ換えても、この数値を覚えておけばすぐにセッティングが出来ますので。
こちらのシリーズのラインナップはこの四機種になっております。今回の目玉でもあるHS-150は、先ほどもお伝えいたしましたように小型のカメラ向けとなっておりましてカウンターバランス範囲は約0.8~2kg。
HS-250は約1,7~4.5kg。これはRSシリーズで言う、RS-250に近い性能。ちなみにRS-250は、重さの目安としましてソニー HXR-NX5RやPXW-Z190なんかで定番の三脚としてお使いいただいております。
HS-350は約3~7.5kg。Vバッテリーを装着したカムコーダー等にご使用頂けます。
HS-450は約4.5~10.5kgで、ショルダーカメラ等でご使用頂けます。※開発中の商品の為、使用が変更となる場合がございます
2022年春発売予定という事で、今から待ち遠しいですね。INTER BEEで気になった商品は、短期シリーズにて連載させて頂きます。宜しければ、次回もご覧いただけますと幸いです。
機材屋でした。