いつもお世話になっております。機材屋チャンネルです。
動画を公開しました。
弊社では以前にもLibecさんの三脚紹介をさせて頂いております。
昨年夏ごろに公開した、NX-100MCの紹介動画ですね。
この動画の中でも、
「最近のミラーレス一眼や小型ハンディカムの進化はとにかく凄い。
ならばそういったカメラに合わせた性能の三脚が必要だ」とお伝えしておりました。
そう、小型のカメラ向けの三脚って、カウンターバランスやドラッグといった
機能ってほとんど付いていないんですよ。
そんな中でNX-100MCは、
・小型向け
・5段階のカウンターバランス&パンティルトドラグシステム付き
・上質な作りで、粘りのある感触
といったような内容で、小型カメラ向けとしては異例のクオリティだった訳ですね。
HS-150はそこからさらに踏み込んで、なんと無段階のカウンターバランスを搭載しました。いやこれは凄い!
カウンターバランス範囲は0.8kgから2kg。0.8kgがどのくらいか例えますと、
ソニーのZV-E10なんかにそれなりの重さのレンズを付けましたら大体クリア出来るくらいの重さですね。
■カウンターバランスとはなんぞや
さて、ここまでの話をお聞きいただき、カウンターバランスとはなんぞやとお思いのお客様に簡単にご説明しておきましょう。
普通の三脚に、なにもない状態でカメラを載せると重さに負けて傾いていきますよね。
この傾く力を打ち消す力を発生させるのですが、この力が強すぎると「戻り」と呼ばれる現象が発生します。
もちろんカウンターバランスが弱ければ、カメラ本体の重量によって倒れていきます。
カメラ重量とカウンターバランスが完全に合えば、カメラはピタっと止まります。
これを完全バランスと言います。
これがしっかり追い込めているかいないかで、映像のクオリティが大きく変わってきます。
無段階カウンターバランスを搭載したビデオ三脚自体は過去にもございました。しかし、0.8kgから載せられる無段階カウンターバランス搭載の三脚は、恐らく史上初です。
これは本当に凄い事です。発表された時には歓喜しましたね。
どうしても段階式のカウンターバランスは、1段階目じゃ雲台が耐え切れず、
2段階目だと戻りが強くて、ここの中間の1.5が欲しい!とか思う事があります。
これがもう無段階でしたら1.5どころの話じゃないです。段階が無いんですから。
HSシリーズは150、250、350、450とラインナップがございます。
今後Libecの主力モデルとなっていくと思われますので、ご興味をお持ちのお客様は是非一度お問合せ下さい。
■Libecは国内の三脚メーカーなのでスピーディー
さて、HSシリーズの話題からは少し離れてしまいますが、
私がLibecを推す理由についてお話いたします。
三脚って海外のメーカーさんが多いんですが、
ここのところ情勢の悪化に伴い納期の遅延が見られるようになりました。
それはパーツに関してもそうです。
考えてみて下さい、三脚を倒してしまい部分的に破損。
早く部品を購入して次の撮影でも使わなきゃいけないのに、
メーカーに問い合わせてみたら納期が2,3か月かかりますと言われたら…
そんな中、Libecは国内のメーカーなので、しっかり部品を在庫しております。
メーカーページにも部品の展開図や価格などまで記載しておりますのでどのくらいの予算で直せるのかも事前にわかります。
もちろん部品代もリーズナブルですし、修理が必要になった場合でも国内で行うのでスピーディーです。
こういうサポート面でも安心して買える事は重要です。
Libecさんは、日々ユーザー様の声を反映しながら開発しているので
今回のHS-150のような三脚が生まれたのだと思っております。
なので是非日本のクリエイター様にはもっともっとLibecを使っていただきたいと私は考えております。
まぁまずはこの商品を触って頂きたいですね。正直感動しますよ。
ということで今回は以上となりますが、HSシリーズに関しましてはまだまだこれから、何かしらの形でピックアップしたいと考えております。
ご不明点などございましたら是非お気軽にお問合せますと幸いです。