いつもありがとうございます。株式会社 機材屋です。
少し前にYoutubeチャンネルのガンマイク8本比較で飛び入り参加を果たしたAUDIX M1250BS。結果としては「他に比べ超小型なのに想像以上に良い音だった」と評しているように、実力は既に折り紙つきです。
そんなAUDIXの超小型マイクをもっと多くのお客様に知って頂きたい!という事で今回はAUDIX Microsシリーズを記事にまとめてみました。それではどうぞ!
映像制作の現場におすすめの超小型マイク、AUDIX Microsシリーズ
●映像制作におけるマイクの重要性
映像制作において音声は切っても切り離せません。
情報が伝わるコンテンツに仕上げるためには、現場の雰囲気やトークを
確実に届けるために適切なマイク選びとセッティングが重要です。
例えば、
・話者の一定した収音に便利な、ワイヤレス・ラベリアマイク
・インタビューやトークを的確に狙うダイナミックマイク
・ロケやスポーツ用に遠方から音源を狙う、ショットガンマイク
などなど、ケースに応じてマイクやその周辺機器を適切に選択されているかと思います。
マイクは映像機器に比べてロングスパンで製品がリリースされていることもあり、
定番と呼ばれる機種も存在しますが、アメリカAUDIX社のMicrosシリーズは
そんな中に加えても活躍する、新機軸の超小型マイクと言えるでしょう。
その大きな理由としまして、小指サイズの超小型コンデンサーマイクである事が挙げられます。
●小指サイズの超小型コンデンサーマイク
画像をご覧頂くとお分かりのとおり、重さ16g、全長54mmと驚きの小指サイズ。
指向性がショットガンタイプのものでも、34.3g、174mmとやはり超軽量。
たとえば定番のボーカル用ダイナミックマイクが330gほどの重量ということで、
驚異の小型・軽量モデルである事が分かります。
この10年ほどでカメラは驚異的なスピードで小型・高性能化を果たしましたが
本商品はそれに呼応するかのような小型マイク。そして前述の通り性能も高く
動画で扱う事で筆者は「実は映像制作を行う上で強みになるのでは!?」と感じました。
●小型マイクがもたらす恩恵
例えばライブ配信やトーク番組では、撮影セットのテーブルに
バウンダリーバイクを仕込んだりしますが、あらぬ方向の収音やテーブルの振動が気になったり
もう少し距離を近づけて明瞭度を高めたいケースもあるかと思います。
Microsを使えば、セットの花や小物の裏に隠す形でマイクをセッティングでき、
スッキリとしたビジュアルでよりクリアな音声を望めます。
また軽くて小さいから、カメラ本体やリグに仕込みやすいといった利点もあります。
試しにSONY FX3のマイクホルダーに装着してみました。
(ミニXLR→XLRケーブルを別途購入。加えて、径を合わせる為に日用品売り場でスペーサー的な物を調達して使用)
ちなみにこちらはファンタム電源で使用可能なマイクなので、先日Youtubeチャンネルでお伝えしたアツデン MC-1PHも活躍してくれるかもしれませんね。
さてここで、セッティングしたりリグに組み込んだりするための
アクセサリーはあるの?という疑問が出て来ちゃいますね。
もちろんございます。
さてここで、セッティングしたりリグに組み込んだりするための
アクセサリーはあるの?という疑問が出て来ちゃいますね。
もちろんございます。
●専用ショックマウントと専用ブーム
専用ショックマウントのSMTMICRO >>機材屋.jp商品ページは、シューアダプターや
マイク-カメラのネジ径変換を用いてリグに取り付ければ
高音質・省スペース・軽量化をこれ一本で実現可能です。
高音質・省スペース・軽量化をこれ一本で実現可能です。
専用ブームは長さが数種類の中から選ぶ事が可能です。
これ、実物を触ってみるとめちゃくちゃ便利です。
Microsに合わせ非常に細身なブームのため、邪魔にならず持ち運びも容易です。
例えばYoutubeチャンネルで紹介したモデルはM1250BSというモデルですが、
こちらはM1250B(本体)の、S(バリエーション:ショットガン)という意味合いです。
まずはマイク本体のモデルの違いから。
M1250B Microsシリーズで一番スタンダードなモデル
M1255B M1250を元に高感度にしたモデルで、離れた収音や
より遠方のサウンドを狙う場合に便利です。
M1280B 周波数特性が広く、歌や楽器の収録などにお勧めのモデルです。
M1250よりもほんの少しですが全長が長くなります。
そこに更に指向性のタイプが加わります。詳細は下記画像をご覧ください。
そんな中、弊社にMicrosシリーズのデモ機が四本届きました。
ちょっと触ってみましょう。
ご参考までにそのインプレッションをお伝えいたします。
・M1250B 単一指向性 >>機材屋.jp商品ページ
声のトーンが伝わりやすい明るいサウンドが特徴的です。
単一指向性ということもあり、収録される範囲も狭すぎず広すぎず、
トークの収録を中心にオンマイクからオフマイクまであらゆる場面で活用できそうです。
・M1250BO 無指向性 >>機材屋.jp商品ページ
M1250Bとは一転、音質は落ち着いて非常に素直な印象です。
また無指向性ということで、空間の響きをしっかり感じられます。
ガヤや環境音も含めた収録、メインのマイクとは別におさえで収録したい系統に使うのも便利そうです。
ホールで映像収録を任される場合、バックアップ音声にステレオペアで持つのもよさそうです。
・M1250BS 超指向性 >>機材屋.jp商品ページ
以前アップロードしたマイクの指向性比較の動画にて特別枠として登場したマイクです。
非常に細身で軽量ながらガンマイクの指向性を備えていて、
荷物を極力減らしたい取材には頼りになりそうです。
音の特徴として高音域がしっかり収録されてクリアに感じ、例えばトークの子音にあたる成分がしっかり聞こえます。
という事は、ASMRに応用するのも面白いかもしれませんね。
・M1280B 単一指向性 >>機材屋.jp商品ページ
M1250シリーズより1cmほど長いモデルなのですが、それでもやっぱりコンパクトでいろいろな用途に使えそうです。
スペックでは周波数特性が広がっているようですが、確かに一聴して音がなめらかに伸びて聞こえる印象で、
誇張の少ない上品なサウンドでした。
楽器を収録する場合や、編集時に音質調整を行うことが想定されるケースでは一層使いやすそうです。
・・・とは言いましても。
なかなか文面では伝え辛いのがマイクの音質。
Youtube動画ですらお伝えするのが難しかったようなお話ですので、ここは一つ…
なんとこのブーム、グースアームとなっている先端にMicroをとりつけ、
その内部には音声ケーブルが這っているためスマートにマイクスタンドをセットアップできます。
その内部には音声ケーブルが這っているためスマートにマイクスタンドをセットアップできます。
これ、実物を触ってみるとめちゃくちゃ便利です。
Microsに合わせ非常に細身なブームのため、邪魔にならず持ち運びも容易です。
異なる指向性のラインナップ
Microsシリーズはマイク本体が3モデルあり、全てのモデルに4種のバリエーションがございます。例えばYoutubeチャンネルで紹介したモデルはM1250BSというモデルですが、
こちらはM1250B(本体)の、S(バリエーション:ショットガン)という意味合いです。
まずはマイク本体のモデルの違いから。
M1250B Microsシリーズで一番スタンダードなモデル
M1255B M1250を元に高感度にしたモデルで、離れた収音や
より遠方のサウンドを狙う場合に便利です。
M1280B 周波数特性が広く、歌や楽器の収録などにお勧めのモデルです。
M1250よりもほんの少しですが全長が長くなります。
そこに更に指向性のタイプが加わります。詳細は下記画像をご覧ください。
そんな中、弊社にMicrosシリーズのデモ機が四本届きました。
ちょっと触ってみましょう。
いざレビュー
弊社に届いたデモ機のMicrosシリーズ。ご参考までにそのインプレッションをお伝えいたします。
・M1250B 単一指向性 >>機材屋.jp商品ページ
声のトーンが伝わりやすい明るいサウンドが特徴的です。
単一指向性ということもあり、収録される範囲も狭すぎず広すぎず、
トークの収録を中心にオンマイクからオフマイクまであらゆる場面で活用できそうです。
・M1250BO 無指向性 >>機材屋.jp商品ページ
M1250Bとは一転、音質は落ち着いて非常に素直な印象です。
また無指向性ということで、空間の響きをしっかり感じられます。
ガヤや環境音も含めた収録、メインのマイクとは別におさえで収録したい系統に使うのも便利そうです。
ホールで映像収録を任される場合、バックアップ音声にステレオペアで持つのもよさそうです。
・M1250BS 超指向性 >>機材屋.jp商品ページ
以前アップロードしたマイクの指向性比較の動画にて特別枠として登場したマイクです。
非常に細身で軽量ながらガンマイクの指向性を備えていて、
荷物を極力減らしたい取材には頼りになりそうです。
音の特徴として高音域がしっかり収録されてクリアに感じ、例えばトークの子音にあたる成分がしっかり聞こえます。
という事は、ASMRに応用するのも面白いかもしれませんね。
・M1280B 単一指向性 >>機材屋.jp商品ページ
M1250シリーズより1cmほど長いモデルなのですが、それでもやっぱりコンパクトでいろいろな用途に使えそうです。
スペックでは周波数特性が広がっているようですが、確かに一聴して音がなめらかに伸びて聞こえる印象で、
誇張の少ない上品なサウンドでした。
楽器を収録する場合や、編集時に音質調整を行うことが想定されるケースでは一層使いやすそうです。
・・・とは言いましても。
なかなか文面では伝え辛いのがマイクの音質。
Youtube動画ですらお伝えするのが難しかったようなお話ですので、ここは一つ…