いつもありがとうございます。 株式会社機材屋です。
今回はSONYから発売されましたワイヤレスマイクロフォン、
ECM-W3、ECM-S1をご紹介させて頂きます。
今更ワイヤレスマイク?という方も沢山いらっしゃるかと思います。
現在ワイヤレスマイク市場は群雄割拠、進歩も激しい市場ですが、そんな中で満を持してソニーが送り出してきた商品が【ECM-W3】と【ECM-S1】です。
ソニーのワイヤレスと言えば、B帯で安定のUWP-D21ですが、2波受信しようとすると
URX-P41D+UTX-B40×2台セットでの運用となるため、コスト面を気にするお客様もおられます。
そこで新たに安価なモデルとして発売されたのが【ECM-W3】です。
B帯ではなくBluetoothのため、少々 干渉が気になる点はございますが非常に安価な商品です。
ただ、似たようなスタイルの商品はすでに多くのメーカーから販売されており、
後出しのソニーを買うメリットがどれだけあるの?というのが皆様のご意見かと思います。
弊社でよく売れている他モデルと少し比較をしてみましたので、
まずは下記表を御覧ください。
画像左から【RODE Wireless Go Ⅱ】【SONY ECM-W3】【DJI MIC2】です。
表を見てECM-W3を一言で表すと、
「録音はできないが軽くてSONYカメラと組み合わせるとスタイリッシュで音も良い」
という商品という事がわかります。
実運用時にはケーブルレスというのはとても好感が持てます。
現場でスピーディに付ける・仕舞えるのは、一度使うとやめられません。
ソニーカメラで使用する場合は、デジタルオーディオインターフェース のおかげで
音も良いです。
音の良さ、アナログとデジタルの違いなどは
すでにユーチューバーさんが動画で紹介されてますので、
皆様知っておられるかと思いますので割愛します。
各商品でワイシャツに取り付けて、10回襟を上下に振った前と後です。
【ECM-W3】は軽くて形状的にも衣服に取り付けるのにとても適していると感じました。
・・・いや、普通もっと下のボタンあたりに取り付けるでしょ、という意見、わかります。
ただ以前配信をした際には、できるだけ口元にマイクが近いほうが良い傾向がありましたので、この位置に取り付けたことがありました。
その際は配信中に何度も首元が見えて気になったものです。。。
ちなみにワイシャツのような挟む場所は確保できないかも。。。という方には
磁石で挟むこともできます。
実は商品のクリップ側の小さい四角部分に磁石がくっつく仕様になっております。
DJIも同じです。(ECM-W3は磁石未付属です)
なおアッテネーターやノイズカットやローカットが本体スイッチで操作できます。
話者が一人の場合は【ECM-S1】がオススメ
POPガード付き、本体で指向性やノイズフィルターを変更可能、もちろん音量も。
受信機はECM-W3の受信機と同じで、ソニーの対応カメラへデジタル信号伝送可能です。
スタンドを外すと1/4ネジ穴があるので、ミニ3脚をつけて
インタビューからの机置き
このような運用も可能です。
ソニーユーザーであれば安価で手軽に高音質かつスタイリッシュに使えるワイヤレス。
選択肢の一つに入りましたでしょうか。
なお本記事ではご紹介しておりませんが
【Hollyland LARK MAX Duo】や【GODOX VIRSO S】のような
低価格路線でも録音可能で多機能なものも存在しますので
これが一番!は十人十色です。
皆様の「これがオススメ!」ポイントを沢山お聞かせ頂ければ幸いです。
以上、ソニーの新型ワイヤレスのご紹介でした!