いつもありがとうございます。株式会社機材屋です。
SONY HXR-NX800&PXW-Z200の予約が開始となり、嬉しい事に非常に多くのお問合せを頂いております。
そんな中で「周辺機材、どれ買えばいいの?」というお問合せも多いので、今回はHXR-NX800&PXW-Z200の記事第二弾、周辺機材編!やっていきましょう!
まず必要なのはバッテリー、チャージャー、ガンマイク
SONY業務機を普段からお買い求めのお客様はよく御存知かと思いますが、SONY HXR-NX800&PXW-Z200はバッテリーが付属しておりません。
そこでまずは純正バッテリーを二種ご紹介。
標準バッテリーのBP-U70と大型バッテリーのBP-U100です。
その他にBP-U35という小型モデルもございますが、主に現場で使われているのは上記の2モデルです。
《連続動作時間の目安》
・PXW-Z200(標準消費電力時)
BP-U35:約90分
BP-U70:約185分
BP-U100:約250分
・HXR-NX800(標準消費電力時)
BP-U35:約120分
BP-U70:約245分
BP-U100:約330分
ちなみに…
BPシリーズの旧モデルであるBP-U60/U60T/U90は、非推奨です。※最大消費電力での使用時に、バッテリー表示時間より早い時間で停止する可能性があるため
加えて、BP-U30は使用出来ません。
上記バッテリーを充電可能なチャージャー(充電器)は一連、二連のタイプがございます。
カメラ本体でバッテリーを充電する事は出来ませんので、バッテリーを使用してのご撮影をお考えのお客様は購入しておきましょう。
マイクは内蔵マイクもありますが、弊社の多くのお客様にカムコーダーと同時ご購入頂いているのがこちら。
ECM-XM1は、HXR-NX5Jくらいまでは標準のマイクとして付属しておりました。
その為、商品としては販売しておりませんが部品としての供給がございますので、
弊社では常に在庫しており、非常に良く売れているモデルです。
安価で癖が無いマイクですのでまずは一本目のマイクとして手にするお客様が多いイメージですね。ちなみに、こちらに合うウインドジャマーはAZDEN SWS-100がおすすめです。
弊社ではこちらのセットもよくお買い求め頂いております。
屋外ではかなり強力な風防効果を発揮します。
ちなみに他メーカーのマイクのご紹介もと思ったのですが、ガンマイクはご予算はもちろんのこと、指向性や音質などに好みが出やすいので、宜しければ弊社の「ガンマイク指向性録り比べ動画」もご参考ください。
サイズが合うカメラバッグは?
おそらくまだまだこれからサイズが合うバッグは発見されていくかと思われますが、
ひとまず弊社で寸法をチェックし問題ないと判断できたのは下記バッグ。
弊社ではこれまでHXR-NX5Rや、その他多くのカムコーダーのおすすめバッグとして
マンフロット MB PL CC-193Nが定番化しておりましたが、こちらは生産完了、在庫限り。
そこでこちらと近いサイズなのがMB PL-CL-M。
マンフロットバッグは衝撃に強く、撥水性にも優れております。大事なカムコーダーを守るために、こちらも必須アイテムです。
適切な三脚は?
HXR-NX800&PXW-Z200は本体重量1930g、撮影時の想定重量としては約2.5kgとしておきましょう。(メーカーページの撮影時重量の2380gは、バッテリーがBP-U35使用時のデータでしたので)
中型カムコーダーの平均的な数値ですので、この場合もいくつか定番の三脚が挙げられます。ちなみに、今回はミッドスプレッダーのみでのご紹介とさせて頂きます。
まずは弊社でも取り上げる事の多い三脚、無段階カウンターバランス搭載のLibec HSシリーズです。
元々HXR-NX5Rなどでよく使用されていたRSシリーズの後継機です。
弊社でもHS-150Mの動画の特集を行ったりもしましたが、HXR-NX800&PXW-Z200の重量に合うのはHS-250Mです。
この価格帯で無段階のカウンターバランスシステムを搭載しているので、非常に優秀な三脚です。
人気のザハトラー三脚。Ace M MS MK II。カウンタ―バランスは5段階+フリーです。
言わずと知れたaceシリーズの最新モデルであり、ザハトラー特有の粘りのあるコントロールが可能です。
非常に軽く、扱いやすいマンフロット三脚、MVK-502AM-1。
HXR-NX5Rが全盛期の時代にも、この三脚を使っている人が結構多かったのですが、いつもお電話でご相談を頂いていた際には「バッテリーとマイク以外に、重量が増えるとカウンターバランスが取れませんよ」とお伝えしておりました。
こちら、カウンターバランス範囲は2.5kg以内くらいでして、今回のHXR-NX800&PXW-Z200も重さ的にギリギリのライン。ここは、弊社にカメラのデモ機が入荷しましたら要検証です。
もうワンサイズ上の雲台、504HDというのもあったのですが…
現在は後継としてMVH504XAHというモデルになっています。(弊社では現在雲台のみ商品ページがありますが、三脚システムもお取扱い可能)
こちらの特筆すべきポイントは可変フルードです。パン・ティルトの滑らかさを無段階で調整可能です。可変フルード機構を搭載した雲台はここ最近少しずつ増えておりますが、このモデルは滑らかさ・調整可能な幅などの総合的な面で頭一つ抜けております。弊社でもショート動画にてご紹介しております。
ショート動画:MVH504XAH(前編) MVH504XAH(後編)
ワイヤレスマイク、ズームリモコンなど、その他人気の周辺機材
ソニーの業務用カムコーダー用として圧倒的に採用されているのがUWP-D21。
周波数帯は800MHz B帯。混雑していないチャンネルを探索する事も可能なので、安定運用が実現できます。
SONY SMAD-P5 マルチインターフェースシューアダプター
HXR-NX800&PXW-Z200はマルチインターフェースシューに対応しているので、UWP-D21をお買い求めの際に別売のマルチインターフェースシューアダプター SMAD-P5を使用すれば、高音質&煩わしいケーブルから解放されます。
ズームリモコンは、ひとまずズームだけ出来ればいい、とお考えのお客様には安価なLibec ZC-LPがおすすめです。フォーカスが可能なズームリモコンもございますが、ここはある程度メーカーの検証が整ってからのほうが良さそうです。
オートフレーミング機能を活用し、こんな使い方も
ワンオペでオートフレーミングを使用したい人には外部レコーダーがオススメです。今回のモデルは、オートフレーミングのクロップ映像はカメラ内収録し、クロップされていない全画映像をHDMI端子から出力して4K外部レコーダーで収録する事が可能です。
※本体同時撮影や、同時出力は出来ません。また、この方法はSDIでの出力には対応しておりません。ヘルプガイドもご参考ください。
このようなスタイルにはHDMIからの出力に対応したモニターレコーダーを使用しましょう。
カメラマンがあと一人居てくれたらなぁ。。という場面でも全体の画を押さえつつ、
カメラマンが撮ったかのような映像を撮影することができるので非常に強力な組み合わせです。
本記事は定期的にアップデートします
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