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DJI

【新製品】DJI SDR Transmission 2、発表。常識を覆す性能の映像伝送機が出てしまった。

先日、DJI SDR Transmission 2が発表されました。

弊社にも実機が届きましたので、早速レビューいたします。

どういう製品?



まずは概要としまして、従来のSDRトランスミッションとの比較を挟みつつ解説します。

本機ではHDMI経由での映像伝送が可能。SDIを使用する場合は拡張プレートを使用する必要があります。

送受信可能、スイッチで簡単に切り替え



今回驚いたのが、従来のモデルのような「送信機」「受信機」のセットではなく、それぞれが「送受信機」として切り替え可能という点。
1:1なら切り替え時のレスポンスも良好で、現場でもフレキシブルな対応が可能そうだと感じました。

TX1台で、カメラ制御可能なRX8台まで接続可能


今回の驚きその2。送信機1台に対し、8台までの受信機に接続可能。

現在弊社に届いているのが二機のみですので、この接続時にはどのくらいのレスポンスになるのか等は検証が出来ておりませんが、そもそもこれが出来てしまう事自体が凄いです。

動画出力フォーマット

皆様が気になる出力フォーマットは下記の通り。
初代SDR Transmissionは最大1080/60pなので、今回は4Kに対応した面が大きいですね。

SDR Transmissionの出力フォーマット

  • DCI 4K:23.98 / 24 / 25 / 29.97 / 30 / 50 / 59.94 / 60fps
  • 4K UHD:23.98 / 24 / 25 / 29.97 / 30 / 50 / 59.94 / 60fps
  • 1080p:23.98 / 24 / 25 / 29.97 / 30 / 50 / 59.94 / 60fps
  • 1080i(メインユニットでは入力のみ、拡張プレートでは入力/出力):50 / 59.94 / 60fps
  • 720p:50 / 59.94 / 60fps

最大4 kmの伝送距離

今回の製品、表記が最大2→4kmとなりましたが、映像伝送機器の「最大〇km」というのは、どうしても「条件による」という注釈付きになってしまいがちです。

ここで完全に遮蔽物が無い状態での計測をしたところであまり意味がないため、遮蔽物込みの一例をご説明。こちらで初代モデルの伝送距離を測定した際の記録と照らし合わせてご報告いたします。

下記マップのように機材屋の所在地から左へ、左へと歩を進めてまいりますと、400m地点程で道が緩やかにカーブを描きます。そしてその際に送信機と受信機の間に遮蔽物(建物)が現れます。


その為、初代SDRはマップの「田口神社」の入り口付近手前で急な映像の乱れが発生し、そのまま途切れたのが初代モデルの検証結果でした。
遮蔽物込みなので数値的な所を言ってもあまり意味がないのですが、距離にして約400m程でした。

次にSDR Transmission2ですが、初代が力尽きた場所よりも+250m地点くらいまで粘りました。


また、離れてきても遮蔽物を避けつつ電波の通りやすいポジションに立つなどすると、瞬く間に最大の50Mbpsまで戻るなど、強度そのものが相当強くなったイメージですね。やはり影響が大きいのは距離よりも、遮蔽物。

例えば計測時に筆者が受信機側に背を向ける形で歩いていると、100m付近でビットレートが25Mbpsまで落ちていました。そこで振り返ると即座に50Mbpsに戻るという動作を見せました。設置場所も重要なポイントですね。

DJI Pocket4やAction6とも繋がる

今回、なんとPocket4やAction6と、USB接続で映像伝送が可能。


Pocket4やAction6はHDMI出力端子が無い為これまで映像伝送は難しいとされてきましたが、USBケーブル直挿しで接続・伝送が可能なので、用途の幅が一気に増えそうです。

なおUSB-C電源供給用のポートと共用の為、その際はNP-Fバッテリーでの電源供給のみとなります。

正直、この価格&この性能&このサイズはおかしい。

さて、驚異の実力と共にこの製品をご説明してまいりましたが、この商品…

なんと2026/9発表時点で、単体→販売価格¥53790(税込)、二個セット→¥102630(税込)。

この性能でこの価格は安すぎます。その上、このサイズでそれを実現してしまっている事に驚愕。

皆様も是非ご検討下さい。

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